点描仏画モニター・その2

モニター2回目。いよいよ仏画にチャレンジです。


|描く仏を選ぶ・転写する

本当は日本仏画の方がシンプルで描きやすいのですが、自宅で習作まで描いて来て下さった及川さん☆

■しかも、わたしの好きな銀魂(爆)


本来は日本の仏の方が造形が簡単なのですが、より流麗なチベット仏画の方が描きたいということでグリーンターラを描くことに決定!

わたしが懸念していたのは2点。

・複雑な「装飾・服飾造形」を点描で描けるのか?

・仏画の著作権ってものすごく曖昧なのですが、やはり他の仏画師の下絵(特に出版物)で「点描仏画」と言い切るのはマズイ気がするので、

・なるべくシンプルな尊像をわたしが適当に描き

・布の流れを説明しつつ色塗りをしていただくことで覚えて頂く

なんて感じで対処しました。

実はワタクシ、転写がとても苦手でして…。

わたしが苦手=皆さん苦手

と思い込んでましたので(汗)、

「仏画を描けない方に、下絵をどうする?転写?無理じゃね?」

と懸念していたのですが…

及川さん、なんの問題もない程ちゃんと転写してましたー!

蓮花・ミカエル・銀さん()・グリーンターラと4枚目ですが、やはり場数はものを言うようです。

…いや、わたしは出来ないんですけどね。場数踏むほど雑になるんですけどね^^;

問題は性格かもしれません…。

■ちなみにわたしの転写…。ちーん。


|点描を描く

ペンも色々あるのですが、黒紙に映えるのは0.5ミリ以上しか現在確認できておりません。

「力の入れ具合と点の大小」「色味」

などの癖や色味は、習作の段階で把握していただいております。

まずは本体が完成!!!すごい…綺麗です///

輪郭線が明確なところがわたしの点描仏画と全く違いますね!

ここから更に、頭光・背光などをつけて行きます。

おおっゴージャスになってきました!

性格?個性?わかりませんが、わたしの描画と全く違うところが面白い(笑)

・「わたしの描いたグリーンターラ」(下絵自体は違いますが)

・「同じ画材」

を使って描いているのに、なぜこんなに違うのか(笑)


ちなみに、並べて見ると2体のグリーンターラの「身体の重心」が違う事がバレバレです…。

・左はわたしが黒紙に直接「スケールを取り」描いたグリーンターラ。

・右は皆さんの下絵用に「スケールなし」でさっさと描いたグリーンターラ。

やっぱりスケール取らなきゃダメかな…と痛感(チベット仏画はスケール命!)



及川さんの方が、ちゃんと「点」ですね。かつ几帳面に描かれています。

代わってわたしは大雑把(笑)←わたしのこういう部分が「仏画師」を断念させました☆


とはいえ、「わたしの描いたグリーンターラ点描仏画」を2014年に見て、

「描きたい!」

と切望し続けてくださってた及川さんですので、

「もっとぶわっとキラキラさせたかったです…」

「え、そんなん簡単ですよ。円の外にもっと点描広げればいいじゃないですか」

「いや、ものすごく頑張って広げたんです。これ以上は無理です」

えええええー(驚愕)!これで目一杯!?!

わたしなんて「そこにスペースがある限り」何処まででも拡大させていきたい派なんですが^^;

もっとギラギラしたペンもあるので、それもお勧めしてみましたが、

「失敗したら怖いのでいいです」

えええええー(しつこい)


わたしも「自分の点描仏画」しか見たことなかったので、誰が描いても「ぶわっ」となるものだと思い込んでいましたが、初めて他の方の絵を見て、

「こんなに個性が出るんだ!!」

と、とても驚きました。

及川さんの絵はどれも、テンペラ画風・硬質なスタイルですね。

3枚全部そうなので、きっと及川さんの個性なんだと思いますし、これはこれですごく素敵ですよ^^

■「やばっ、天使や仏よりも(わたしの描いた)くまモンの方がキラッてる!!」と2人で爆笑しました(笑)


そんなこんなで本日は5時間でございました。



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